2017-03-22 第193回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
各号機におけます燃料デブリの分布状況、これにつきましては、事故時のプラントデータに基づきました事故進展解析ですとか、透過力の非常に強い宇宙線のミュオンというものを活用いたしまして圧力容器の内部までを透視する調査結果等、こうしたものを使いまして大まかな分布状況、これをまず想定させていただいております。
各号機におけます燃料デブリの分布状況、これにつきましては、事故時のプラントデータに基づきました事故進展解析ですとか、透過力の非常に強い宇宙線のミュオンというものを活用いたしまして圧力容器の内部までを透視する調査結果等、こうしたものを使いまして大まかな分布状況、これをまず想定させていただいております。
このため、これもこれまでお話が出たように、透過力の強い素粒子を利用したいわゆるミューオンによる調査、さらには遠隔操作ロボットによる調査などを順次実施をしてきております。 今般の二号機での調査におきましては、事前の調査の段階ながら、原子炉圧力容器に近い場所の状況を初めて直接確認することで新たな情報が着実に収集されており、大きな一歩となりました。
また、一号機及び二号機において、透過力の強い素粒子というものを利用いたしました透視技術による炉内調査というものを行っております。こうした形で内部状況の把握に現在努めてきているところでございます。 今後、一号から三号機の全てにおきまして、遠隔操作ロボットを投入し、順次調査を進めていくことにしております。
その初期放射線を体外被曝する場合の影響が、主にガンマ線が腸の内壁まで到達するわけですけれども、ガンマ線は透過力がすごく強いわけですね。透過力が強いということは、放射線の影響というのは電離作用によって起こるわけですけれども、まばらに電離作用していくというのが透過力が強いということにつながるわけです。まばらに電離作用しますからなかなかエネルギーを失いませんので、ずっと透過力が強くなるわけですね。
○塩谷国務大臣 今回、中性子線の施設を利用することによって、まず中性子は、水素等の軽い元素の分析等を得意としておりまして、また、金属への透過力も高いということで、従来の測定計測手段とは異なる特徴を持っております。
あるいはまた御指摘をいただきたいことでございますが、私が今認識をしておりますのは、アルファ線というのは紙でさえ透過しないほど透過力が弱い、アルファ線の透過力は極めて弱い、また、空気中においても数センチメートルしか透過しないという性質を有しております。
○結城説明員 このプルトニウムでございますけれども、強いガンマ線を出すわけではございませんで、主に問題になりますのは透過力の弱いアルファ線ということになります。したがいまして、大きな鉛の遮へいといったものは必要ございません。したがいまして、輸送容器を開発する場合には航空機事故の際の収納健全性を維持するということが一番ポイントになるかと思っております。
ただし、この名崎の長波送信所というものは、水中の透過力という点においてはほとんどないに等しいものでございます。我が方が現在建設をしようとしておる超長波送信所というものは潜っていてもその電波を受けることができる、つまり水中透過力のあるものということで必要とされておるものであります。
こういう段階の中で、いまのような発言をされるという姿勢の中から、ああこれは、ガンマ線というのは波長の短い電磁波であって、透過力が強いだけで、放射化することはほとんどないのだ、だから食品の中にはそういうような影響は出てこないから構わぬじゃないかという考え方であなた方が決められたものを見るから、破ってしまうようなそういうような不心得な者が出てきて、そしてみんなに心配をかけているのじゃないですか。
○日野委員 ベータ線であれば、比較的透過力は少ないわけでありますけれども、かといって非常に軽視はできないわけであって、やはり皮膚がん等の因子になるということも一応指摘されているところですね。
これはちょっと解説しますと、ポケット線量計とか、エリアモニターとか、空間線量率計と、こういったものは主としてエックス線とかガンマ線とか、非常に透過力の高い放射線を測定する機械でありまして、ベータ線とか、そういう透過性の少ない、透過力の少ない放射線に関しては全く検知することかできない。——全くというのはあれですが、まず、ほとんど検知することができないわけですね。
特に水中に対して透過力の強いのはどちらですか。
○舘林政府委員 脂肪によりましてポリエチレンの実質が溶解するかもしれないという疑点がございまして、そういう意味合いから脂肪が内容物でございました場合、脂肪の含有量によりまして、それがポリエチレンに何らかの変化を起こし、また、それがひいてはポリエチレン容器の透過力に変化を及ぼすかもしれない、こういうことを懸念するものでございますので、慎重な検査を必要とするということで、ただいま検査中でございます。
○舘林政府委員 透過力が、牛乳中の成分、特に脂肪によりますとだいぶ変化があるように思われますので、成分によりまして透過力の変化を調べておるわけであります。
ハード・エックス線というのは波長の短い、透過力の強いエックス線でございます。その下のほうの電圧で出るところのソフト・エックス線というのは二十万ボルト程度で出ると思いますが、それは非常に吸収も容易でございますし、また、透過力も非常に少ない。
エックス線は要するにガンマ線と大体比較されるのでありますが、むろんガンマ線の方が透過力が強くて、エネルギーが大きいに違いない。そうすると、大体エックス線とガンマ線ということになると、取締りの上からいえば、それはむろんガンマ線の方の透過力が強いですから、壁なんか厚くしなければなりませんが、防護の上からいって、それから障害の上からいうと、大体似たものです。中の方まで通していきます。
この図で見ますとビキニの灰、これはずつと最近のテストでありますが、燐や沃度、カルシウムなどよりはずつと透過力が強いのであります。二ミリの、これは乳癌でもつて手術された方の皮膚をちよつといただいたのでありますが、久保山さんの頭の皮膚の厚さは、病院から教わりましたのですが、一・五ミリぐらい、従つてけつこう放射能がつけば透るというふうに思います。
ベーター線は非常に透過力が弱うございまして、先ほどお見せいたしましたように皮膚についた場合には相当皮膚のやけどを起すようなものなんでございます。
なおもう一つは、透過力の強い放射線――ガンマー線を出すものがございますから、そういうものがからだの中に入つて作用する。そういつたようなひどい作用を受けまして、そのために障害を受けた、こういうふうに考えられるのであります。ほかのアメリカの人たちも灰をかぶつたというようなことを言われておりますけれども、そういう人たちはおそらくすぐに灰を洗い落して手当したと思います。